自転車シェアに利用されている自転車台数は合計で3万台。通行の妨げになるよう場所への駐輪などマナーに欠ける行為が目立っているため、陸運庁(LTA)はバイクシェア会社、国立公園管理局、自治組織のタウンカウンシルと共同で、公共スペースでの利用に関する指針作りを進めており、各社は順守と利用者教育を求められる。
LTAはジオフェンシング(地図上にバーチャルなフェンスを設置する技術)の利用も求める。この技術を利用することで、特定のフェンス内にユーザーが出入りした際、システムからメッセージを送るなどの自動処理が可能になる。
人口の少ないシンガポールに5社が参入という状況にサイクリング愛好家の集まり「ラブ・サイクリングSG」のチューさんは「シンガポール市場はそれほど大きくない。新規参入者には厳しい」との意見だ。競争を勝ち抜くには他社との差別化が必要で、オーバイクは3~5キロの中距離利用の需要に応じられるよう、次世代自転車を導入する計画だ。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44478/