S&Pのソブリン格付けチームのシニアディレクター、キムエン・タン氏は、韓国格上げの可能性はあるかとの質問に対し、「今後、(北朝鮮の)挑発行為が止まると確信を持つことができれば(答えは)イエスだ」と述べた。
その上で、朝鮮半島の緊張の高まりを考慮すると、ありそうにないシナリオだと指摘。「彼らが武器の開発を進めることを誰も止められない」と語った。
S&Pの韓国の格付けは3番目に高い「AA」で、見通しは「安定的」。英国、ベルギーと同じ。
タン氏は、中国による韓国企業に対する不買運動については経済への影響を重視しない姿勢を示した。新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)の配備決定に対する過剰な報復行為はないだろうとし、おおむね象徴的なものになると指摘した。
ソース:http://www.epochtimes.jp/2017/09/28379.html