香港市場の上海ガニ、ダイオキシン問題で審査厳しく
間もなく上海ガニのシーズンがやって来るが、昨年は江蘇省産のカニの一部検体から発がん性物質のダイオキシンが見つかったことから、今年は中国当局が輸出審査基準を引き締めており、香港市場への入荷量が減るもようだ。
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9月6日付『香港経済日報』が伝えた上海ガニ専門店・老三陽の話では、中国の検疫当局が香港への輸出ルートや方法について公布しておらず、詳細が明らかになるのはまだ1週間ほど先になるという。
このため昨年は9月半ばには江蘇・浙江省の太湖産上海ガニの第一陣が到着していたのに対し、今年は遅れる見込み。
しかし9月末には到着する予定だそうだ。
香港市場に出回るカニの量や質が分かるのは9月半ば以降になるが、中国本土ですでに販売されているカニから推察すると値段は昨年より20%ほど高くなり、重さ5両ほどの大きさのカニは1匹200ドルくらいになる見込み。
例年中秋節から10日後あたりがピークシーズンで、この時期に良質のカニが出回るという。
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