同社の井上慎一CEOは、低価格な料金はもちろん、5秒でチェックイン完了できる「待たせないシステム」や、日本の文化を融合させた「ジャパンクオリティー」等、他社との差別化を図り、市場そのものを広げたいと意欲を見せた。また来年は高雄-沖縄便をサマーダイヤに加えることも発表。日本-台湾を移動した旅客が、さらに各都市へと移動できるアクセスの良さも魅力であるなど、記者の質疑応答の多くに流暢な中国語で応えた。
ピーチ・アビエーションはすでに国際線13都市、国内線12都市を結び、一日当たり最大100便を運航。ターゲットを20〜30代の女性に定め、創業以来、毎年増益を記録し、台湾人利用者は10倍にまで増えている。今年は卓球選手の福原愛さんの夫で、台湾の卓球選手の江宏傑さんをイメージキャラクターに迎えるなど、引き続き台湾路線に力を入れていきたい考えだ。