LCCピーチ、下旬に日本2路線就航
関西空港を拠点とする日本のLCC(格安航空会社)ピーチ・アビエーション(中国語表記は楽桃航空)が5日、就航5周年を記念し、台北市内で記者会見を行った。同社は今月24日に台北(台湾桃園国際空港)−仙台線、翌25日に台北(桃園)−札幌線を就航する。仙台便は週4往復、札幌便は週3往復で、正規の料金は仙台線が2080元(約7500円)から、札幌線は2380元(約8600円)から。
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同社の井上慎一CEOは、低価格な料金はもちろん、5秒でチェックイン完了できる「待たせないシステム」や、日本の文化を融合させた「ジャパンクオリティー」等、他社との差別化を図り、市場そのものを広げたいと意欲を見せた。また来年は高雄-沖縄便をサマーダイヤに加えることも発表。日本-台湾を移動した旅客が、さらに各都市へと移動できるアクセスの良さも魅力であるなど、記者の質疑応答の多くに流暢な中国語で応えた。
ピーチ・アビエーションはすでに国際線13都市、国内線12都市を結び、一日当たり最大100便を運航。ターゲットを20〜30代の女性に定め、創業以来、毎年増益を記録し、台湾人利用者は10倍にまで増えている。今年は卓球選手の福原愛さんの夫で、台湾の卓球選手の江宏傑さんをイメージキャラクターに迎えるなど、引き続き台湾路線に力を入れていきたい考えだ。
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