林全・行政院長辞任、6月総統に辞意
行政院の林全・院長(首相)は4日、記者会見し、院長辞任を発表した。すでに蔡英文・総統も辞任を了承、後任には台南市の頼清徳・市長が就任する。
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正式にはきょう(5日)蔡総統が記者会見し、発表する。林氏によると、辞任の意向は6月、蔡総統に伝えており、林氏はこの時点での辞任は年金改革、不当党資産処理、労働基準法改正などの改革に続き、税制改革案をまとめ、現段階の任務をある程度実現し、総統の人事配置の必要のためにも辞任を決めたとしている。
林氏は昨年5月、蔡英文政権発足時に行政院長に就任し、政権を支えてきたが、市民から不人気で、それが蔡総統の支持率低下の一因ともされてきた。『蘋果日報』の世論調査では林氏の辞任を55・91%が支持している。
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