フィリピン、IS対策で隣国と越境可能な合同部隊を結成へ
ドゥテルテ大統領は、東南アジアで勢力を拡大しているジハード武装勢力の取締りを強化する為に、隣国間で互いに越境を可能にすることを検討している。大統領はすでにインドネシアのジョコ大統領およびマレーシアのラザク首相と協議し、両者共に3カ国合同の部隊を結成することに同意していると3日深夜に記者団に明らかにした。
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大統領は、「正式な合意はまだ行われていない」と述べているが、この合同部隊が結成されるとマレーシアとインドネシアの当局がフィリピンの国境においても、テロリストを追跡することができるようになる。会議は、近々マレーシアもしくはインドネシア開催されるかもしれないとのこと。
今年、6月にマニラで開催された3カ国首脳会議では、テロ対策とその戦略を協力して発展させていく意思が確認されており、フィリピンと両国は、以前、アブサヤフグループが外国人を誘拐し逃走した際、互いに越境して追跡することに同意している。
フィリピン軍は、イラクとシリアで戦闘を行うイスラム系武装組織ISに強く影響を受けたマウテ・グループと3ヶ月以上にわたり戦闘を続けている。ドゥテルテ大統領は、フィリピン軍兵士の士気を高める為、頻繁に軍の基地を訪問しており、戦闘が終わるまで定期的に行っていくと話している。
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/09/04/5584.html
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