今年のカジュー(カシュー)収穫高は?
日本ではインド産が多くみられるカシューナッツだか、ブラジルでも多く生産されている。
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ブラジルでは「カスターニャ・ヂ・カジュー(カジューのナッツ)」と呼ばれ、産地は主に北東部。ナッツ部分だけでなくその上についたオレンジ色の実の部分(カジュー)も、ジュースにするなど食用として流通している。
グローボ系ニュースサイト「G1」が8月20日づけで伝えたところによると、今年はそのカジューおよびナッツが豊作だという。
昨年までの5年間、水不足による不作が続いた後だけに、産地のセアラー州では農家は胸をなでおろしている。
セアラー州都フォルタレーザ市から64キロ離れたベベリビ市に40ヘクタールの農場を持つアシスさんは昨年も干ばつに苦しんだ。しかし今年は状況が違った。実が育つ時期にちょうど雨が降り、今年の収穫高は昨年の40%増しとなった。
現在の取引価格は20キロ入り1箱が30レアル(約1000円)程度で昨年同時期よりもずっと高い。IBGE(ブラジル地理統計院)によると、今年のカシューナッツの収穫量はセアラー州だけで4万2000トンを見込んでおり、昨年の37%増しとのことだ。
セアラー州はブラジルでカシューナッツの生産量第1位で、国内の生産量の40%を占める。
(文/原田 侑、写真/Reprodução/「Globo Rural」/TV Globo)
写真はTVグローボ「グローボ・フラウ」よりカジュー農場。TVグローボ系列の番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴の問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで
ソース:http://megabrasil.jp/20170828_37134/
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