ミャンマーにおける在外公館へのドル送金が困難に
ミャンマー外務省のチョー・ティン副大臣は、ミャンマー大使館などの在外公館に対するドル送金が実質的に不可能な状態であると述べた。
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8月15日に行われた連邦議会で証言したもの。同副大臣によると、外務省が管轄する在外公館は44カ所あり、そのうち10カ所についてはドル送金ができない状態であるという。
ドル送金ができない在外公館はバンコク、カイロ、パリ、ワシントン、オタワ、ニューヨーク、ロスアンゼルスなど。副大臣は、原因として米国による経済制裁(資金洗浄を禁じた米国愛国者法第311条)がいまだに効力が残っているためと説明した。
このため、外務省が在外公館に送金する場合は、ミャンマー外国貿易銀行から第3者銀行を通してユーロにより送金しているという。
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