シンガポール観光、ビジネスの新たなキャッチフレーズを発表
イスワラン通産相は8月24日、観光客と企業誘致の新たなキャッチフレーズとして「パッション・メード・ポッシブル」(情熱と可能性に出会う場所)を発表した。「シンガポール」の文字を含まない初のキャッチフレーズで、また、シンガポール政府観光局(STB)が観光客の呼び込みに利用するだけでなく、経済開発庁(EDB)も投資誘致に用いる。
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新ロゴはSGの2字を丸で囲ったもので、独立50周年で用いたSG50の人気にあやかった。映像や文章にこのロゴを添え、シンガポールの品質保証とする。
STBが初めてキャッチフレーズを導入したのは1977年で「サプライジング・シンガポール」だった。次が「ニュー・アジア・シンガポール」で、2004年に「ユニークリー・シンガポール」、10年に「ユア・シンガポール」に変えた。
「パッション・メード・ポッシブル」では、価値あるもの、他と違うものを提示できるとの情熱のある国民に誘致キャンペーンに参加してもらう。物語を中心に据えており、野生生物コンサルタントのスバラジュ・ラジャトゥライさんが登場するビデオでは、ウビン島やブロー川湿地帯を歩きながら自然への愛を語ってもらう。
STBは、観光スポットを巡る一般的ツアーとは異なる、地域色に触れるツアーを旅行会社、ホテルと提携して提供する。その一つが、年代物のイタリア製スクーターを改造したサイドカーに客を乗せ、カンポン・グラムを巡るマレー色の強いツアー。
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