赤字続いた香港「イオン」に復調の兆し、好調の要因とは?
総合スーパーのイオン(永旺百貨)が中間決算(2017年1~6月)を発表、拡大を続けていた赤字額がようやく減少に向かい始めたようだ。
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8月24日付香港各紙によると、総売り上げは46億2100万ドルで前年同期比1.85%の伸び、赤字額は7199万ドルで、前年同期の8291万ドルから13.17%も縮小しているという。
香港内に関しては、高級路線を意識した「イオンスタイル」として新装オープンした康怡店と黄埔店が好調なことも一因のようだ。
同社の羽生有希・代表は「小売りに関し香港と中国本土でいまだ明るいニュースはないが、経営コストを抑え、自社ブランドなどを強化するなどしてシェアをさらに拡大していきたい」と抱負を述べた。
6月末の時点で香港内では大小合わせ計57店舗だった同社だが、7月に堅尼地城に小型店を開店、年末までにはさらに5店舗増やす予定だという。
中国本土では7月から8月にかけて仏山市、広州市、東莞市に各1店舗が開店予定となっている。
Photo by Ontheway Advice on Flickr
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