OECDの学習度調査 シンガポールは世界一に輝くも、、
シンガポールの中学生は学業で世界1位だが、試験への不安も高いことが、経済開発協力機構(OECD)が実施した「生徒の学習到達度調査」(PISA)からわかった。また比較的高い割合の生徒がいじめを受けている。
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PISA実施は2015年。調査対象は72ヵ国・地域の15歳の中学生54万人で、シンガポールからは公立校の5,825人と私立高の290人が参加した。シンガポールは試験への不安を持つ生徒の割合がOECD平均より高かった。「準備をしても試験が不安」と回答した生徒の割合は、シンガポールが76%(OECD平均は55%)、「成績が悪いと困る」との回答の割合は、シンガポールが86%(同66%)。
逆に、「クラスでトップになりたい」と回答した生徒の割合はシンガポールが82%(同60%)と、意欲も高かった。シンガポールで15歳は中学4年生で、中等学校修了試験を控えており、教育省は「生徒が成績を気にするのは理解できる」とコメントした。
●いじめが高率で存在
PISAでは学校でのいじめも調査した。しばしばいじめを受けていると回答した生徒の割合はシンガポールが14.5%とOECD平均の8.9%を上回った。シンガポールのいじめで最も多いのは「からかい」で、月に数回、からかわれたことがあるとの回答は18.3%(OECD平均は10.9%)だった。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44172/
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