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香港最高層ビル「ICC」の102階から投身自殺

 
8月9日付香港各紙によると、死亡したのは29歳の女性。
その父親は広東省政協常務委員や多くの企業の取締役を務める人物だそうだ。
 
女性は高級住宅街として知られる九龍塘又一村に住んでいたが、8月8日午前1時過ぎにICC内にある高級ホテルのザ・リッツ・カールトンにチェックインした。
その約1時間後に、101階と102階の間に位置する避難エリアから身を投げたという。
 
女性はいったん4階のガラスにぶつかった後に、地上のタクシー乗り場付近に落ちて死亡。通りがかったタクシー運転手が通報した。
女性は防火戸を押して避難エリアに入ったもようで、防火戸の警報が鳴ったため警備員が現場に駆け付けたが、すでに飛び降りた後だったそうだ。
 
遺書などは残されていなかったが警察では事件性はないものとみている。