昨年5月には、料金踏み倒しに対する罰金額が引き上げられ、踏み倒しは犯罪であるとの認識がタクシー運転手の間に広まった結果、届け出が増えたと考えられるという。タクシー会社も踏み倒しを届け出るよう、運転手教育を強化している。踏み倒し事件のうち半数のケースでは料金の回収に成功した。残りのうち、裁判にかけられ罰金命令を受けた者がいる一方、証拠不十分で幕引きとなった件もある。
最近の例では、タン・メイシャンという名の女性が15回にわたり計871Sドル(約7万円)の料金を踏み倒した罪で8,000Sドル(約65万円)の罰金を命じられた。未払い料金も支払いを命じられた。
踏み倒しに対する罰金は初犯が200Sドル(約1万6,000円)、再犯が400Sドル(約3万2,000円)で、別に未払い料金の支払いも求められる。配車アプリを利用の場合、運転手、利用者とも特定が容易なため踏み倒しは少ないようだ。
踏み倒しには無効チケット乱用による支払いも含まれる。届け出は面倒、と考える運転手もまだいるとみられる。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44089/