労働安全法の改定を検討、高速道路工事現場の事故受け
人材開発省は労働場所の安全と健康に関する法律(WSHA)の改定を検討しており、年内に見直し作業を終える方針だ。サム・タン人材担当国務相が国会で議員の質問に答えた。7月、パン・アイランド高速道路(PIE)の工事現場で梁の崩落事故があり、死傷者を出していた。
この記事の続きを読む
タン氏によると事故を防止するための抑止効果を強化する方針で、死傷者を出すような重大な事故に対する罰則を強化する。また業界が事故から学べるよう、事故調査書を公表することを検討しているという。
労働場所での死傷者数は近年、減少しており、死者は2015年の27人に対し2016年は24人、今年は現時点で4人。人材省は建設現場査察を増やしており、年間1万6,000回実施している。違反行為に対しては反則点を導入。2015年には安全面の違反があった223社に反則点を付け、うち25社には改善がみられるまで外国人労働者の雇用を禁止した。
省が要注意企業としてリストアップしているのは25社で、PIEの事故を起こしたオア・キム・ピョー・コントラクターズ(OKP)も含まれていた。同社は2015年にヨーチューカン高架道路工事で死傷事故を起こしていた。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44078/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由