シンガポール:アマゾンが営業開始、注文殺到で配達要求を満たせず
電子商取引大手の米アマゾンが7月27日、シンガポールで営業を開始した。一定額以上の注文に対し、受注から2時間以内の無料配送を約束した「プライム・ナウ」のサービスを最初から提供したが注文が殺到、全ての注文には応じられない状況という。
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買い物時に優遇が受けられる有料会員サービス「プライム」の一部だが、当面、会員でなくても利用できる。アマゾンの参入は既存の電子商取引サイトには脅威となる見通しだが、実店舗であるショッピングモールやスーパーマーケットへの長期的影響を予想するのは時期尚早のようだ。
イスワラン通産相は同日、アマゾンの倉庫を視察した際の会見で、シンガポールの小売業者、ブランドはアマゾンをパートナーとすることで、商品を世界規模で売り出すことができると述べ、アマゾン進出を好機とするよう求めた。アマゾン・シンガポールの取扱品目は2万点とまだ少ない。スーパーマーケットは通常、5万点を常時そろえている。
ドイツ系経営コンサルタント、サイモンクチャー・アンド・パートナーズのクラウス氏によれば、アマゾンが品ぞろえを豊富にし、時間内の配達で信頼を勝ち取れば、ほかの小売業者には脅威となるとの見解を示した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44039/
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