28日付香港各紙によると、特区政府が2009年に立法会に予算申請を行った時の予測では、16年開通時の1日当たり利用者数は9万9000人。
うち香港市民が70%の6万9300人、非香港市民が30%の2万9700人、ビジネス客が36%の3万5640人、非ビジネス客が64%の6万3360人だった。
最新予測では18年開通時の1日当たり利用者数が10万9200人(09年予測から10.3%増)。うち香港市民が58.4%の6万3773人、非香港市民が41.6%の4万5427人、ビジネス客が22.5%の2万4570人、非ビジネス客が77.5%の8万4630人となっている。
中国本土各地からの来港者数が近年増えていることから非香港市民の割合を拡大。
一方で本土の会議・展示会産業の発展でビジネス客の来港は減少しているため、その割合を縮小した。このため高速鉄道の開通によって観光業、ホテル・飲食業、小売業では雇用拡大と収入増加が期待されている。
>>あわせて読みたい 『香港・高速鉄道の「一地両検」、すでに本土と合意』