香港の求人数は対前年四半期比125％、対前四半期比110％。
春節明けの活発な採用動向が一服し、日系企業の求人の需要は一定の落ち着きを見せたものの対前期比では増加となった。
　　
各日系企業からの求人は、非日系マーケット拡大目的の現地マネジャークラスの採用や、日系企業の現地化の促進に向け将来の幹部候補となるマネジャークラスの人材など、企業の中核となる人材の採用ニーズが増加傾向にある。
　　　
一方、金融関連企業では春節明けから現在まで活発な採用活動を行っており、第1四半期に続き賞与支給後の既存社員の退職に伴い欠員補充の依頼が増加している。転職を希望する登録者数は第1四半期と比べ減少。
　　
直近の日系企業への転職希望者は若年層が多い状況に変わりないが、景気が不透明のため将来を見据え転職を希望するミドルクラスの転職希望者も少しずつ増加傾向にある。
　　
>>あわせて読みたい 『中国のホワイトカラー人材紹介市場の動向』

• 香港ニュース一覧 →
• 政治・時事ニュース一覧 →