エアアジアは最近、ダバオとカティクラン、パラワン、セブ等を結ぶ新しい路線を開設しており、今回のクアラルンプール線に関しても「ダバオは、南フィリピンへのASEANの国際的玄関口になる可能性があると信じており、経済成長を促進する目的で就航した」と述べた。
エアアジアは、これまでにも、国内線しか就航していなかったインドネシア第二の都市バンドン(Bandung)に国際線を就航、空港利用者を1日1,000万人にまで引き上げ、バンドンを大きな観光都市として成長させたという成功例がある。今回の直行便就航で、ダバオにも同様の効果が期待されている。
ダバオ市のサラ市長は、この発表を「タイムリー」と歓迎し、「クアラルンプール-ダバオ間の直行便の導入は、忙しいビジネスマンの利便性を上げ、ダバオにとっても経済的な活動を助長するステップとなる」と話した。エアアジアは、一般的にLCCと呼ばれている低コストの航空会社で、Skytrax社の世界航空アワードにおける世界で最も低コストの航空会社という賞を9年間受賞している。
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/07/28/4364.html