世界最大のオンラインマーケットを展開するアマゾンが東南アジア参入
世界最大のオンラインマーケットを展開する米アマゾンが東南アジア参入を果たした。同社は7月27日、シンガポールで業務を開始。40Sドル(約3,300円)以上の買い物であれば注文から2時間以内に配達という、これまでにないサービスを提供する。
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取扱品目は雑貨からデジタル家電、また生鮮品、冷えたビールなど2万点で、国内調達品と輸入品で構成している。
アマゾンの競争相手はアリババ(阿里巴巴)傘下のラザダ。アマゾンのシンガポール進出情報を受け会員囲い込み、サービス改善に乗り出しており、配送効率を高めるため倉庫をタンピネスのシングポスト電子商取引物流ハブに移転した。
アマゾンの急送サービスは「プライム・ナウ」として、プライムの会員に提供されるが、当面、アマゾンは会員、非会員を問わず同サービスを提供する。1時間以内の配達を希望する場合、9.99Sドル(約820円)の超過料金がかかる。買い物額が40Sドル未満の場合、5.99ドル(約500円)の配達料がかかる。
配達時間は午前10時~午後10時。注文処理センターはジュロン工業区のメープルツリー・ロジスティクス・ハブ内に設けた。床面積は10万平方フィート(1平方フィート=0.09平方メートル)で、世界最大。約100人が働いており、注文から数分以内に商品をピックアップする。商品は配達地域ごとにまとめられ、配達ルートに乗せられる。
アマゾンはニューヨークで2014年、初めてプライム・ナウのサービスを始めた。アジアでは2015年に日本で初めてサービスを開始。東京と大阪で提供している。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44024/
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