域内路線では、中国ハルピンとマレーシア西部のパハン州クアンタンに乗り入れる。またマレーシア・サバ州クチン便とインドネシア・スマトラ省パレンバン便は、姉妹会社のシルクエアーから譲り受ける。コスト削減と資源の最適利用のためだ。
ホノルル便は大阪経由で、当局からの認可が前提だが、年内の就航を目指している。ホノルル線にはライバルであるマレーシアのエアアジア・エックスが就航している。合併記念式典でスクートのリー・リクシン最高経営責任者(CEO)は、5年後をめどに保有旅客数を今のほぼ2倍にすると表明。長距離線に真剣に取り組むと語った。
現在の保有機材は、ボーイングの広胴型B787が14機、エアバスの狭胴型A320が23機。B787は6機、新エンジンを搭載したA320ネオは39機、発注している。合併完了に伴い客室乗務員の制服を一新した。機体の塗装も来年中頃までにスクートの黄色に変える。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44014/