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ベトナムの求人需要、今年はさらに上昇する見込み

    
ベトナムでのエグゼクティブ求人大手のNavigos Searchによると、多数の中国企業及び中国企業との合弁企業(その多くがヨーロッパ企業との合弁)が縫製・製靴セクターをはじめとする製造業に投資している。
    
典型的なパターンとしては、工場の初年度従業員は100-200人のみだが、その後輸出需要により従業員400-500人にまで拡大する。
中国企業やその合弁企業は、特にテクニカルセールス部門で中国語と英語を話す人材を必要としているという。
   
高度な金融サービスを提供する企業では特にデータ、金融部門の経験を持つITエンジニアの需要が高い。
しかし、報告書によると、ベトナムにはこうした高度な技術を持つ人材が少ないため、企業はこうしたポジションに外国人を雇用せざるを得ない場合が多いという。
   
また多くの企業が新卒者を雇用せざるを得ず、雇用後に訓練を行っている。
データ技術が今後3年間で最も拡大する産業と予測されている。
    
企業は人工知能(AI)の一分野であるデータ処理、マシン・ラーニングの技術者を必要としているが、ベトナム国内でAIに関する専攻やトレーニングを提供している大学は数少ない。
2017年第2四半期には、韓国企業がさらに中間管理職、上級管理職を採用すると見込まれているが、文化的な違いから韓国企業にとって求人活動は困難であると報告書は述べている。
修士号や博士号を持ち、韓国語を話す求職者は有利な条件にあり、特に研究開発機関などでより良い給与・待遇が提示されている。
   
多くの韓国企業が北部に立地しており、結果として南部と比べると韓国語を話せる求職者は少ない。そのため、南部で採用活動を行う企業も多い。
ホーチミン市人材予測・労働市場情報センターのTran Anh Tuan副所長は、企業は高い資格、仕事への真面目な態度、外国語を学ぶ意欲を持つ人材を必要としていると話す。
   
6月27日に発表された同センターの報告書によると、2017年の残る6か月で、ホーチミン市には労働者13万9000人の需要が見込まれ、その多くが縫製・繊維、物流、IT、建設業に集中している。
   
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2950.html
  
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