デング熱の恐怖再来。スリランカで患者数10万人へ
インド洋に位置するスリランカでかつては日本でも確認されたデング熱が蔓延している。
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デング熱は、蚊に刺されることによって感染する疾患。デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られる。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に出現。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがある(厚生労働省)。
スリランカでは5月下旬、約200人が死亡した大規模な豪雨被害が発生。この際にできた水たまりから蚊が大量発生したとみられている。
スリランカ政府は蚊の撲滅のため兵士ら約1200人を最大都市コロンボなどに派遣、感染拡大の防止を図っている。
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