参入が難しい日本の不動産市場、新興企業が風穴
日本で働く外国人は初めて100万人を突破したが、過去5年間に住宅を借りようとして一度は断られた経験がある外国人の割合は40%近くと、日本人ではないゆえの苦労もある。
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住宅関連ではアスコット、フレーザーが日本に進出しているが、提供しているのは高級サービスアパート(中長期滞在型住宅)。こうしたなか、手頃な料金のサービスアパートを提供するシンガポール資本の新興企業が少なくとも2社、気を吐いている。
このうちの1社がメトロレジデンシズで、24日に業務を開始した。日本で来年施行の民泊新法(住宅宿泊事業法)に抵触しないよう、利用者の滞在期間は1カ月以上とされる。外国人に人気の港区と渋谷区の物件が中心だ。
ベンチャーキャピタルから100万Sドル(約8,200万円)の出資を受け、さらに楽天から400万Sドル(約3,300万円)の出資を受けた。共同創業者のレスター・カン氏は、楽天の後押しがあったから参入が容易になったと述べた。
国家戦略特区の指定を受けた福岡では、アニー・ホー氏が経営するフクオカ・プロパティーズが法人客向けサービスアパートを運営している。同社は当初、オフィスの短期賃貸を手掛けていたが、福岡を訪問する外国人の増加に対応しサービス住宅に参入した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44001/
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