リタイア後の生活資金、香港市民の理想は511万ドル
投資会社のアリアンツが4月に25~64歳の月収1万2000ドル以上の香港市民800人を対象に、リタイア後の生活資金についての意識調査を行った。
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7月19日付香港各紙によると、リタイアする理想の年齢は平均62歳だが、実際にリタイアすると予想される年齢は61.4歳で、その間には0.6歳の差があった。
リタイア後に必要な資金の理想的な金額については昨年調査時の平均437万ドルから17%上昇し、511万ドルという結果となった。
ただ現実は厳しく、香港市民のリタイア時の貯蓄は1人平均319万ドルと予期されることから、理想の金額の62%に過ぎず、その差は約192万ドルにおよぶ。
こうした経済の先行き不安から、リタイア後の生活に自信があると答えたのは回答者のわずか29%だった。
また回答者の62%が、リタイア時点の貯蓄ではその後12.2年しか生活が維持できないと考えていることが分かった。
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