2017年7月19日
タクシー台数が減少、配車アプリの参入が原因
タクシー会社が保有するタクシー台数が、配車アプリのウーバー、グラブの参入以降、減少している。陸運庁(LTA)によると、6月末時点のタクシー登録台数は2万5,699台で、8年来の低水準になった。2014年の過去最多と比べ10.6%の減少だ。
この記事の続きを読む
ウーバー、グラブがシンガポールに拠点を設けたのは2013年。タクシー3位で鉄道運行会社のSMRTはグラブにタクシー部門を売却することを提案し、交渉を持っている。
運転手も業界を去っている。賃貸されていないタクシー車両は5月時点で9.1%と、前年の2倍。ウーバー、グラブ参入以前は、賃貸されていない車両が3%を超えたことはない。タクシー運転手は自営業者で、タクシー会社から車両を日ベースで賃借し、1日12時間勤務のシフトで働いている。
最大手コンフォートデルグロで働いていたアラン・タンさんによれば、月々の稼ぎは3,500Sドル(約29万円)あったが、配車アプリの参入以降は3,000Sドル(約25万円)に満たず、警備員に転じた。
個人が自家用車あるいはレンタカーを利用し個人ハイヤーサービスを提供していることがタクシー利用の減少をもたらした。2013年以降、レンタカー登録台数は増加しており、現在は6万3,259台で、うち推定5万台はハイヤーとして利用されている。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43856/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
Digima〜出島〜
http://www.digima-japan.com/
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由