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シンガポール:高架橋工事で崩落事故、11人が死傷

  
崩落事故の工事を請け負っているのはオア・キム・ピョー(OKP)コントラクターズ。建設業管理庁(BCA)は同工事の停止を命じた。LTAの予備調査によると、梁を支えるコーベル(受け台)が崩壊し、梁の上で作業をしていた11人の労働者が4メートルの高さから落ちた。
  
死亡したのは31歳の中国人労働者。けがをした10人はチャンギ総合病院に移送され、2人は集中治療室に収容された。OKPは1960年代から建設業に携わっている上場企業。2015年9月にも事故を起こしており、今回の事故の3日前に25万Sドル(約2,000万円)の罰金を言い渡されていた。また今年1月から4月にかけ、業務上の過失をとがめられ、人材開発省から要注意企業に指定された。
  
これで、建築現場など今年の職場での死亡事故は20件になった。昨年通年は66件。梁崩落で下の道路が使用できなくなったため、LTAは仮設道路を整備し、SBSバスの24番が本来のルートを通れるようにする。