シンガポール:高架橋工事で崩落事故、11人が死傷
アッパー・チャンギ・ロード・イーストにおける高架橋工事で7月14日午前3時半、梁(はり)が崩落する事故があり、労働者1人が死亡、10人がけがをした。陸運庁(LTA)は道路、鉄道工事で安全面が確保されているかを調べるため、同日午前、全ての工事を停止した。
この記事の続きを読む
崩落事故の工事を請け負っているのはオア・キム・ピョー(OKP)コントラクターズ。建設業管理庁(BCA)は同工事の停止を命じた。LTAの予備調査によると、梁を支えるコーベル(受け台)が崩壊し、梁の上で作業をしていた11人の労働者が4メートルの高さから落ちた。
死亡したのは31歳の中国人労働者。けがをした10人はチャンギ総合病院に移送され、2人は集中治療室に収容された。OKPは1960年代から建設業に携わっている上場企業。2015年9月にも事故を起こしており、今回の事故の3日前に25万Sドル(約2,000万円)の罰金を言い渡されていた。また今年1月から4月にかけ、業務上の過失をとがめられ、人材開発省から要注意企業に指定された。
これで、建築現場など今年の職場での死亡事故は20件になった。昨年通年は66件。梁崩落で下の道路が使用できなくなったため、LTAは仮設道路を整備し、SBSバスの24番が本来のルートを通れるようにする。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由