このワークショップはデジタル時代、第4次産業革命におけるベトナムの繊維企業の能力を上げ、競争力を高めることを目的としている。
ベトナム企業にとっては韓国の第一人者と対面し、染色、スマート生地マネジメントシステム、デジタル技術への転換やファッション産業の3Dデザイン、繊維・アパレル産業における持続可能な開発トレンド等について助言を得る良い機会となった。
ベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長は、韓国はベトナムのアパレル製品の第4位の輸出先であり、2016年の輸出額は22億8000万米ドルに上ったと述べた。
また、ベトナムは韓国から縫製産業用の多量の布地や原材料を輸入している。
繊維協会のTruong Van Cam副会長は、協会は会員企業に対し現在進行しつつある第4次産業革命の流れに乗ったスマート生産を目指し、生産設備の更新を勧めていると述べた。
縫製産業においてはスマート生産導入で生産性向上、生産量増大、生産コスト削減、人員管理の効率化、より良い労働環境などにつながることが期待されているとCam副会長は述べた。
近い将来、第4次産業革命は急速に進むであろうと予測されている。労働集約的な産業はその機会を逃さず、転換による困難に立ち向かうべきだと説明がなされた。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2945.html