ハノイ投資・貿易・観光促進機関とオーストラリア国際会議・展示会グループ(IEC)が共催したこの会議には、オーストラリア、ニュージーランドに高い輸出可能性があるとされる繊維・アパレル、製靴、ファッション企業や組織の関係者60名が以上参加した。
会議ではまず東南アジア諸国の繊維・アパレル製品市場の現況、オーストラリア、ニュージーランドへのアパレル製品、皮革製品の輸出可能性についての説明が行われた。
ハノイ投資促進機関のNguyen Mai Anh副代表は、この会合はベトナムの輸出企業がオーストラリア側関係者とのつながりを強化し、オーストラリア市場でベトナム製品を広げるための良い機会となるだろうと述べた。
一方、IECのJulia Holt代表は、オーストラリアの人口は米国やヨーロッパより少ないものの高い購買力があり、ベトナムはオーストラリアへの履物輸出国としては第2位であり、輸出額は3200万豪ドル(約2400万米ドル)に達すると述べた。
また、オーストラリア輸入企業の要求基準に適合するためにベトナム企業には国際的な基準の遵守が求められるとも述べた。
ベトナム税関総局の統計によると、2017年第1四半期、ベトナム・オーストラリア間の貿易額は13億5000万米ドルに達した。ベトナムからオーストラリアへの輸出額は6億8700万米ドルで前年同期比8.3%増、オーストラリアからの輸入額は6億6500万米ドルで18.6%減であった。
2017年第1四半期、ベトナムからオーストラリアへの履物類の輸出額は5000万米ドル、前年比24.6%増、縫製・繊維製品の輸出額は4200万米ドル、13.6%増であった。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2941.html