乗用車の10年超所有が増加、性能向上が一役
自家用車を、新車購入権(COE)の有効期限である10年を超え所有するドライバーが増加している。車齢10年超でも故障があまりないことや、価値下落が少ないことが理由のようだ。
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陸運庁(LTA)によると、1~5月にCOEが延長更新された乗用車は1万4,343台で、前年同期より1.1%多い過去最多だった。乗用車所有者は10年を超えて車両を使用したい場合、COE代金を納入すれば5年または10年の延長使用が可能だ。
通常、COE更新は小型車(Aカテゴリー)の方が大型車(Bカテゴリー)より多いが、今回は小型車が7,924台分で前年同期を下回り、大型車が6,419台と同14%の増加だった。また大型車のうち10年延長が2,341台と予想外の多さだった。
こうしたCOE延長の傾向が続くと、通年の延長件数は過去最多だった昨年の2万9,531台を上回る可能性がある。COE延長件数が増えればCOEの新規発行枠も縮小する。8~10月のCOE発行枠は前期より2.8%少なく、月7,280台分になる。
シンガポール社会科学大学の運輸専門家パク・ビュンジューン氏は、10年超の乗用車の年ごとの価値下落は新車より少なく、経済的にCOE更新は理にかなっている。性能向上も長期使用を可能にしているという。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43834/http://www.asiax.biz/news/43834/
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