ウッドランズには動画分析システムを導入しており、顔面認証だけでなく、物体の大きさ、色、また車両の場合はナンバープレートで対象物を特定できる。今後数年以内に全ての検問所に配備する計画だ。
複数の検問所に併設されたラボラトリーでは、危険な化学品、放射性物質、爆発物、また生物学的に脅威のある物質の検出が可能だ。シャンムガム氏は「入国してくる人は増加を続けており、検問の網の目を逃れようとする者もいる」と語った。
米国土安全保障省との協力関係も10周年を迎えた。協力を通じ開発された機器は、人が通過すると空気を吹きかけ、服または人体から粒子を落とし、爆発物や麻薬の痕跡を調べるシステム。
また昨年は、センサー、3D地図製作技術を組み入れた分析プラットフォームを搭載した、放射性物質の存在を探知できるトラックを試作した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43814/