シンガポール:国境検問所の警備強化で米国と協力
シャンムガム内相(法相兼務)は7月10日、国土安全保障に関する展示会・会議の開幕式で、国境警備強化のため新技術を積極的に導入してきたと表明した。特に警備を重視しているのがマレーシアと接するウッドランズ検問所で、1日数十万人が往来する世界一、国境通過者が多い検問所だ。
この記事の続きを読む
ウッドランズには動画分析システムを導入しており、顔面認証だけでなく、物体の大きさ、色、また車両の場合はナンバープレートで対象物を特定できる。今後数年以内に全ての検問所に配備する計画だ。
複数の検問所に併設されたラボラトリーでは、危険な化学品、放射性物質、爆発物、また生物学的に脅威のある物質の検出が可能だ。シャンムガム氏は「入国してくる人は増加を続けており、検問の網の目を逃れようとする者もいる」と語った。
米国土安全保障省との協力関係も10周年を迎えた。協力を通じ開発された機器は、人が通過すると空気を吹きかけ、服または人体から粒子を落とし、爆発物や麻薬の痕跡を調べるシステム。
また昨年は、センサー、3D地図製作技術を組み入れた分析プラットフォームを搭載した、放射性物質の存在を探知できるトラックを試作した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43814/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由