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ダバオ市、荷物の放置に罰金

 
市議長は、「この条例は人々の為のもの。我々は市と子供たちの安全を守るために条例を施行し、今後の不必要なトラブル取り除いていく」と強調。市民に対し、条例の理解と支持を促していくと述べた。フィリピン国家警察(PNP)、ダバオ市警察(DCPO)は、公共安全保障センター(PSSCC)と一緒になり、地方自治体(各バランガイ)が、条例の実質実施主導者となる。
条例では、あらゆる種類のバッグ、ボックス、荷物、パッケージなどが対象となり、パニックを起こす起こさないに関わらず、公共の場に荷物を残置することが禁止となる。放置の時間は関係なく、放置された荷物の「所有権」「内容」「理由」が確認できない限り、それは禁止行為に該当することになる。
 
違反行為は2段階に分類される。
【1】通常の荷物の残置:行政処分
初めての違反:警告
2度目の違反:P100の罰金
3度目の違反:P300の罰金
【2】放置された荷物が警報やパニックを引き起こした場合:本質的に犯罪。刑事事件として扱われる。
初犯:P1,000の罰金
2度目:P3,000の罰金
3度目:P5000の罰金、または1ヵ月間の懲役
 
条例は、議会で通過した後、施行までに2つの段階を踏むことになり、第一段階としてダバオ市長の承認が必要となる。ダバオ市長の承認が行われた後は、第二段階として、2紙以上の地方紙に15日間条例の内容を掲載することが義務付けられてる。市民へ周知した後、実施される予定である。
 
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/07/12/3946.html