7月11日付香港各紙によると、被告は警察の取り調べに対し、事件当日に商店で時限爆弾だと思われるものを見つけたが店員がいなかったため急いで外に持ち出したと供述している。時計の窃盗罪と偽爆弾を置いた脅迫罪については容疑を否認しているものの、時計を店から持ち出して置くという一連の行動は認めていることから、裁判官は被告による犯行は明らかと判断。
2つの精神鑑定書で被告には統合失調症が認められ、「4~6カ月の入院が適当である」という診断結果が出たことを考慮し、以降は裁判を開く必要はないとして、精神観察や治療などが必要とされる囚人を収監する「小欖精神病治療中心」への収容4カ月を言い渡して結審した。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20170712_1939/