【香港―社会】 偽爆弾騒ぎ容疑者、精神鑑定を考慮した判決下る
5月30日に海港城(ハーバー・シティー)のそばに偽爆弾が置かれ、警察が出動し600人が一時避難する騒ぎになった。その事件で起訴されていた被告(19歳の女性)の裁判が先ごろ九龍城裁判法院で行われ、裁判官は司法精神鑑定の結果を考慮し、被告に対し小欖精神病治療中心への収監4カ月を言い渡して結審した。
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7月11日付香港各紙によると、被告は警察の取り調べに対し、事件当日に商店で時限爆弾だと思われるものを見つけたが店員がいなかったため急いで外に持ち出したと供述している。時計の窃盗罪と偽爆弾を置いた脅迫罪については容疑を否認しているものの、時計を店から持ち出して置くという一連の行動は認めていることから、裁判官は被告による犯行は明らかと判断。
2つの精神鑑定書で被告には統合失調症が認められ、「4~6カ月の入院が適当である」という診断結果が出たことを考慮し、以降は裁判を開く必要はないとして、精神観察や治療などが必要とされる囚人を収監する「小欖精神病治療中心」への収容4カ月を言い渡して結審した。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20170712_1939/
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