シンガポール金融管理庁(中央銀行)の長官でもあるターマン氏は、5日間にわたり中国に滞在し、李克強首相、中国銀行監督管理委員会の郭樹清主席、中央銀行である中国人民銀行の周小川総裁らと会った。今後は、一帯一路関連のインフラ整備プロジェクトへの融資を拡大するための方策を探る。
両国の金融監督当局は、自国の銀行が相手国での存在を強めるための方策を研究する。ターマン氏は「銀行監督管理委員会はシンガポールの銀行が中国業務を拡大することを望んでいる、との感触を得た」とした。
両国は資本市場間の連携を強化するほか、短期金融市場での協力を密にする。長期投資に伴う金融リスクに対処する手段を投資家に提供する。さらに、一帯一路関連事業が実施される国の政府職員を、プロジェクト融資面で訓練するため協力する意向だ。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43752/
シンガポールニュース一覧▶https://www.digima-news.com/category/country/southeast_asia/singapore