伝えられるところによると、雨季の水位上昇による交通難の事情を解決するため、地方財政は5万元の補助金と、地元住民らの出資4万元、合計9万元(約150万円)を寄せ集め、橋の建設工事を業者に依頼した。
今年5月26日、長さ約20メートル、高さ約6メートルの橋が完成した。開通して2時間も経たないうちに、橋の一部が突然崩落した。現在、橋の片側だけが残っている。
崩壊の原因について、請負業者は「不慮の事故だ」と主張していたが、住民側は「セメント量が少なく、粘着力が弱い。明らかな手抜き工事」「監査不足で政府は工事の不正に甘すぎる」などと、原因を指摘した。
事件はネットユーザーの関心を集めている。「記録が更新した。最強の手抜き工事だ」「風で吹き倒されるぐらいだから、水なんて耐えられるもんじゃない」「驚かなくていいよ。官僚も業者もみな最大の利益を追い求めてるから。今回は運が悪すぎた。その場ですぐにお天道様の罰が当たったのだ」など、多くのコメントが寄せられている。
(翻訳編集・王君宜)
ソース:http://www.epochtimes.jp/2017/06/27847.html