米ブラックストーン、不動産投信クリサスの買収提案
プライベートエクイティの米ブラックストーンは、クリサス心斎橋など大阪、東京、北海道などでショッピングモールを所有する、シンガポール上場の不動産投資信託(REIT)、クリサス・リテール・トラスト(CRT)の買収を提案した。
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買収申し出価格は1口1.17Sドル(約95円)で、総額9億Sドル(約730億円)になる。買収提案が成立するためには、ブラックストーンは投資口所有者の50%超、議決権にして75%超の投資口を取得する必要がある。申し出を受け入れた株主は9月実施の利益分配(1口4.06セント)を受ける資格がある。
買収申し出価格は、投資口の過去1年間の平均価格(85セント)に38%の上乗せになる。提案発表後の取引価格は上昇した。CRTのデービッド・リム会長・社外取締役は「ブラックストーンの提案を歓迎する。投資口所有者は、購入価格をかなり上回る額で売却できる」とコメントした。アナリストによれば、ブラックストーンはクリサスの資産を日本で再上場する可能性が高い。
CRTは第3四半期決算報告書で、東京、名古屋、大阪の商業用地は値上がりを続けており、一等地のショッピング施設の取得を目指す動きがREITや不動産関係者の間で盛んになっている、との分析を示していた。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43745/
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