UBSの資産運用部門、日本のホテルへの投資を計画
スイス系UBSアセット・マネジメントの不動産・個人取引(REPM)事業部門(本部・シンガポール)は、日本のホテルに投資するファンドを設定する計画だ。5億米ドル(約560億円)規模の資金調達を目指している。中国における先端製造工場の建設も開発業者と提携して手掛ける意向だ。
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UBSアセット・マネジメントのアジア太平洋地域代表、グラハム・マッキー氏によれば、他のファンドと共同でのホテル取得、日本でのファンド設置など複数の選択肢を検討している。日本では中クラスのホテルが不足しているため、やや古いホテルを再開発または改装し運営する意向だ。
東京オリンピックでホテル需要の急増が見込めるが、一時的なものであり、同社としてオリンピック後を視野に入れているという。日本政府は外国人観光客を2030年までに年6,000万人に増やす計画を立てており、また日本人の国内旅行も増える見通しで、投資の好機と判断したという。
REPMは120億米ドル(約1兆3,000億円)相当の不動産を運用しており、日本では三菱商事との合弁を通じ、オフィスビル、商工業施設を裏付けとする3本の不動産投資信託(REIT)を運営している。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43742/
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