自身の大統領としての業績の評価を問われると、それを拒否し、「今は評価しない、任期が終わってから評価したいと思う」と話し、 「実際、この大統領でいる間はずっとジェットコースターの乗り続けているようなものだ。乗り終わってから評価したい」と続けた。
また、72才の大統領は、「もし私が任期終了を迎えることができなかった場合には、その時は、皆さんがぞれぞれ評価してください。フェアな評価です。もし生きていれば、その時は私がまたお伝えしたい」と、ユーモアを交えて話した。
就任からちょうど1年になる今日は、今後しばらく滞在する予定であるダバオのオフィスで過ごす予定。 大統領通信秘書官のアンダナー氏は、「実際に自分を評価するのは難しいことなので、国民調査をお伝えすると、72から75%の国民がドゥトルテ大統領の政権を支持している」と伝えた。
通信担当補佐官バナアグ氏によると、ドゥテルテ大統領は1年目の記念日をマラウィ市で、勇敢に戦っている兵士たちと過ごしがっており、マラウィに行き、マラウィの人々に政府がきちんと支えていること、大統領は決してマラウィを見捨てたりしないということを伝えたい、と話しているとのことである。
一方、米人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチがドゥテルテ大統領の最初の年は「人権災害」だったと批判したことについて、 バナアグ氏は、「あまり良い気分はしない。大統領はフィリピンの真の変化を望む為にそのステージに立ち、打ち勝ったと認識している」と述べた。
「1年間に62,000件の抗薬物治療を施行することは非常に大変なことであり、実際に約130万人の薬物使用者が自主してきた。政府は、違法薬物対策のための委員会を通じ真剣に対応しており、違法薬物の訴訟に積極的に取り組み人命保護を保証するために積極的に働いている」と話し、 大統領がより良いフィリピンを望んで1年間執行していたことを強調した。
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/06/30/3618.html