親北路線を打ち出す文政権だが当の北朝鮮は、「韓国政府はアメリカとともに強硬姿勢をとっている」とし、受け入れを拒んでいた。
物資が本当に必要なところへ届かず、転売などの形で北朝鮮が外貨を稼いできたことが問題視されてきた。韓国統一部は「監視可能で転用の可能性はない」としているが、米国の反応は冷ややかである。
先月、北朝鮮に人質に取られていた米国人大学生ワームビア氏の死去以降、さらに北朝鮮に対する反感が強まるアメリカにおいて、文政権の取る北への融和姿勢は理解しがたいものであろう。
今後のアメリカの対応に注目が集まる。
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