梁長官、基本法の初志・原意理解を呼び掛け
梁振英・行政長官はこのほど、中国中央電視台(CCTV)や新華社など中国本土メディアの合同インタビューを受け、香港の返還後20年を振り返った。
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6月19日付香港各紙によると、梁長官は1国2制度を変化させないためには基本法に厳格に照らして事を行うことが鍵を握ると指摘。
社会に対し「各階層、各分野、各種職業の方はみな全面的かつ正確に1国2制度と基本法を理解しなければならない。基本法の条文を認識しているだけでなく、同時に条文の背後にある初志と原意を理解しなければならない」と呼び掛け、行政長官選挙を例に挙げ「行政長官は他の地方政府の首長よりも大きな権力を持つため、民主選挙だけを語り、中央による授権・任命を語らないわけにはいかない」と説明した。
また過去5年の施政については、住宅、低所得層支援、高齢化対策、環境保護で一定の成果があったが、民主派議員らの議事妨害で文化局を設立できなかったなどの遺憾も残したと述べた。
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