6月17日付香港各紙によると、標準料金の上げ幅は4.6%だが、燃料価格の下方修正後の実質上げ幅は4.3%。ガス料金は1998年から2007年まで据え置かれており、08年以降では今回が5回目の値上げとなる。
前回の値上げは15年の8月で実質上げ幅は3.5%だった。同社によると、今回の値上げによる各一般家庭(住宅用契約者)の負担増加は月に10ドル以下の見込み。商工業ユーザーの場合、負担増加は月に276ドル以下の見込みだ。
毎月のメンテナンス料9.5ドルは据え置かれる。
値上げの理由は、工事材料費、人件費、店舗賃貸料など運営コストの増加と説明している。しかし、今後2年は値上げを行わないことを表明している。
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