アジアでテーマパーク建設がブームに USシンガポールでは入場者数が前年割れ
アジアで娯楽を求める機運が高まっており、テーマパーク建設需要が増加している。これを好機ととらえているのは、建築設計、都市計画、景観といったインフラ整備を手掛けるエンジニアリングデザイン企業の米系エイコムだ。
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テーマパークが各地に開発された結果、既存の娯楽施設では客の減少も見らており、ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)の昨年の入場者数は初めて前年を割った。客を継続的に呼び込む新たな魅力づくりが必要なようだ。
エイコムはテーマパーク建設需要に対応し、プロジェクト管理サービスを強く売り込む。レジャー担当ディレクターのクリス・ヨシイ氏は「ショッピングセンターのように施設を建て、エアコンを整備するのとは異なる。機器、照明、特殊効果から、人を通常とは異なる世界に導くための工夫が必要」と語った。
アジア太平洋地域で今後、テーマパークの収入増が特に見込めるのは中国で、昨年6月には上海ディズニーリゾートが開業。大連万達グループは2020年までに15ヵ所でテーマパークを建設する計画だ。
USSの入場者減は上海ディズニーの開業が影響しているようで、香港、マカオのテーマパークも入場者が減少した。USSがあるセントーサ島では観光施設の改修、新設が計画されており、ヨシイ氏は、島全体として競争力を高めるチャンスとしている。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43600/
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