6月15日付香港各紙によると、これは特区政府が香港大学に委託した調査で、2015年の医療サービスモデルと水準、未来の人口の高齢化、社会福祉措置などの要素から13種の有資格医療職の需要を推算したもの。
その結果、医師、歯科医、看護師など主な医療職9種で2030年に人材不足となることが分かった。現在香港には医師が約1万4000人いるものの、医師不足は昨年の285人から、2025年にはそれが75人にまで拡大し、2030年には1007人が不足することが予測される。普通科の看護師不足はさらに深刻で、2020年の455人から2030人には1669人が不足する事態になるという。この状況をかんがみ、教育資金援助の増額や定年した医師の再雇用期間の延長、海外からの医療従事者の招聘など、10の対策が提案されている。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20170616_1122/