フィリピン沿岸警備隊、日本の海上保安庁と合同訓練
日本の海上保安庁とフィリピン沿岸警備隊は3日、ダバオの沖合で海賊対策の合同訓練を実施した。 海上保安庁とフィリピン沿岸警備隊から約160人が参加し、日本の資金援助でフィリピンに供与された巡視船も参加した。
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訓練は、オーストラリアから中国へ向かう船舶が航行中に、海賊に襲われたことを想定。現場に急行した巡視船が停船の警告を行い、沿岸警備隊員らが高速ゴムボートで接近、海賊の船に乗り移って制圧するというもので、日本からは、新潟保安本部のヘリコプター搭載型巡視船「えちご(PLH-08)」が派遣され、空中監視と空中偵察など空からの訓練も行った。
また、3日に先駆けて、5月30日~6月2日までJICA支援による硬式ゴムボート演習も行われた。 フィリピン南部のスルー海とセレベス海では武装勢力による海賊行為が頻繁に発生しており、オーストラリアから中国への航路にもなっている重要な海路である。海上保安庁は、フィリピン以外の周辺国とも海上警備での協力関係を強化していく方針で、16日にはベトナムのダナン港沖で、同国海上警察と違法操業漁船の取り締まり訓練などを行う予定である。
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