先週末の香港・住宅市場、新築取引は60%減
先週末(6月10~11日)の住宅市場では、新築物件の取引は引き続き減少した。
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12日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約93件で、前週末の約221件から約60%減。11日に第3陣が売り出された九龍東の「啓徳天寰」が約75件を占めた。
一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は5件で、前週末の6件に比べ16.7%減。
美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は4件で、前週末と同じだった。
9日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は158.92(前週比0.09%上昇)で、18週連続の上昇。16週連続で過去最高を更新し、1996年12月~97年3月の記録を超えた。
梁振英・行政長官が就任した12年7月の105.46に比べると約50.7%高い。
指数は5月29日~6月4日に正式契約された取引に基づくが、主に5月15~21日に交わされた仮契約が反映されている。
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