インドが間接税を一本化、シンガポール企業には恩恵を受ける機会
インドは7月、間接税を一本化する改革の柱として物品・サービス税(GST)を導入する。国際企業庁(IE)のテー・リャンチュー南アジア局長は、シンガポール企業は改革の恩恵を受けることができると、前向きな対応を促した。
この記事の続きを読む
モディ政権が導入する最重要改革の一つで、州により異なる間接税を廃し、GSTに統一する。5月にIEがシンガポールで開催した説明会には100社余りの関係者が参加した。GST導入で仕入れ書を定期的にまとめ提出するという手間がかかり、税務ソフトウエアの更新も必要になる。しかし長期的にみれば、大手企業は業務を集約することで経費を削減できる見通しだ。
GSTの税率は、鉄道貨物輸送、建設など7種のサービスが12%、銀行、保険、通信などが18%。生活必需品・サービスは非課税。現行の制度では、例えば靴を一足生産すると中央政府の物品税が課せられ、別の州に輸送すると入境税と付加価値税がかかる。
情報技術(IT)団地を運営するアセンダス・シングブリッジによると、アセンダス・シングブリッジ経済特区(SEZ)内の施設新設費、ITサービスを提供するSEZ入居企業の賃借料、輸出収入はGSTを免除される。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43522/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由