2017年6月13日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • copy

インドが間接税を一本化、シンガポール企業には恩恵を受ける機会

インドが間接税を一本化、シンガポール企業には恩恵を受ける機会

インドは7月、間接税を一本化する改革の柱として物品・サービス税(GST)を導入する。国際企業庁(IE)のテー・リャンチュー南アジア局長は、シンガポール企業は改革の恩恵を受けることができると、前向きな対応を促した。

この記事の続きを読む

 
モディ政権が導入する最重要改革の一つで、州により異なる間接税を廃し、GSTに統一する。5月にIEがシンガポールで開催した説明会には100社余りの関係者が参加した。GST導入で仕入れ書を定期的にまとめ提出するという手間がかかり、税務ソフトウエアの更新も必要になる。しかし長期的にみれば、大手企業は業務を集約することで経費を削減できる見通しだ。
 
GSTの税率は、鉄道貨物輸送、建設など7種のサービスが12%、銀行、保険、通信などが18%。生活必需品・サービスは非課税。現行の制度では、例えば靴を一足生産すると中央政府の物品税が課せられ、別の州に輸送すると入境税と付加価値税がかかる。
 
情報技術(IT)団地を運営するアセンダス・シングブリッジによると、アセンダス・シングブリッジ経済特区(SEZ)内の施設新設費、ITサービスを提供するSEZ入居企業の賃借料、輸出収入はGSTを免除される。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/43522/

この記事の提供会社

logo

シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】

http://www.asiax.biz/

メルマガ会員  
 

出島