拘束されたテログループのリーダー、マニラに移送
軍の指揮官は、6日朝にトリル地区のチェックポイントで逮捕され、テロリストの疑いがあるカヤモテ・マウテと、同行していた家族(娘とその夫、カヤモテの2番目の妻)計4人を、 7日夜、軍の航空機を使ってダバオからマニラに移送したことを報道会見にて報告した。
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カヤモテ・マウテは、マラウィ銃撃を行ったマウテグループのリーダ-と考えられており、ダバオ市内で拘束している場合、仲間のテロリストが救出を目的とした攻撃を仕掛けてくる可能性が高いとして、今回保安上の理由でマニラに移送を行ったと説明。
マウテグループはこれまでにも拘束されたメンバーを救出したことがあり、マニラ移送後も安心できない状況であると話し、現在のところ救出計画の情報は入っていないが、攻撃の事態に備え、マニラとダバオどちらの施設でも、治安部隊の準備が整えていると話した。
現在も衝突が続くマラウィでは、今回の爆破事件で約4万8千家族 23万人が避難を余儀なくされており、その内避難所に入所している家族は約4000家族、18000人と10%程度にも満たない。入所できない人々は親戚や友人の家に身を寄せるなど何とか生活をしている状況である。社会福祉局は引き続き、食物や物資の支援を行う予定である。
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/06/10/3312.html
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